2020-03-18 第201回国会 参議院 総務委員会 第5号
各地域におきましては、農家がわな免許を取って猟友会に入会をし、地域一帯で捕獲活動の強化に取り組む事例ですとか、ベテランハンターの助言を得ながら、若手農家が集まって地域の鳥獣対策を担う事例などの捕獲強化に向けた新たな取組が増加しつつあるというふうに認識をしております。また、遠隔操作で捕獲ができるICTを活用したわなを導入して、人手不足や捕獲者の負担軽減に対応している事例も出てきております。
各地域におきましては、農家がわな免許を取って猟友会に入会をし、地域一帯で捕獲活動の強化に取り組む事例ですとか、ベテランハンターの助言を得ながら、若手農家が集まって地域の鳥獣対策を担う事例などの捕獲強化に向けた新たな取組が増加しつつあるというふうに認識をしております。また、遠隔操作で捕獲ができるICTを活用したわなを導入して、人手不足や捕獲者の負担軽減に対応している事例も出てきております。
猟友会の会員の高齢化が進む中、各地域では、農家がわな免許を取って猟友会に入会し、地域一体で捕獲活動の強化に取り組んだり、猟友会の応援を得ながら、これ、私の地元熊本なんですけれども、農家の皆さんが大勢組織をつくって、農家ハンターとして相当その地域の鳥獣対策に効果を出していらっしゃるようないい例も最近は増加をしているところでございます。
ですから、それなりの、今の捕獲わな免許ぐらいのことはきちっとやっていただくということが重要であって、グラフお見せしましたけれども、たくさんわな免許所有者、登録者はいる中で、本当に捕られている方は、やっぱり半分以下の方たちが本当にきちっと捕っておられる。ただ、本当にきちっと捕るためには、多少の手続とか、やっぱり行政部署に対する報告とか、そういうことは絶対重要になってくることだと思います。
平成二十年度に若手五人が、わな免許に挑戦し、全員が合格し、免許を取得しました。これにあわせて、角川農業組合では、箱わな五基、くくりわな五基を購入し、集落も被害防止活動の担い手を育成していこうとする機運が高まりました。 また、他人任せから自主防衛へと発想を転換し、集落参加型による獣害防止活動の展開が始まりました。
○池田参考人 私どもは小さな集落で、わな免許は持っていますけれども、猟友会に入っているハンターというのですか、それはいなくて、少し離れた今津の方、市の方から要請すると、そこで入ったあれをしとめてくれるというような形になっております。
この中で、都道府県知事の判断で休猟区におきまして狩猟による特定鳥獣の捕獲ができることとすること、それから、狩猟免許取得の負担軽減のために、これまで網・わな免許ということで二つの免許が一緒になっておりましたのを、網免許とわな免許に分けまして取りやすくすると、このような対策を講じたところでございます。
有害捕獲の従事者も、網・わな免許を有していることを必須条件とすることや、錯誤捕獲、混獲を防止する対策を義務づけること、見回りと錯誤捕獲の混獲の場合の放獣を義務づけることなどです。
○南川政府参考人 まず、私ども、今回の改正でございます、確かにわな免許を取りやすくしたいということはございますが、当然ながら、その反面、設置区域も制限できるようにしますし、さっき申しましたけれども、くくりわな、とらばさみ等についての一部使用の制限とか、あるいは構造基準の見直しということで、より安全性を図りたい、錯誤捕獲があった場合でも極力損傷なく解放できるようにしたいということでございますので、そこについてはぜひ
しかしながら、狩猟人口は減少している、保護管理の担い手が減ってきたと、こういうことがわな免許の改正の背景にあると理解しておりますが、本来必要なのは、個体数管理を含めた被害対策をする人の、人材の育成だと、これが最重要課題であるというふうに昨日も参考人の方が強くおっしゃっておりましたけれども、人材育成、配置の問題だと思います。
ところが、いざ野生生物の保護管理の資格を創設するという段になりますと、国家資格の新設は非常に難しいとか予算がないなどの理由で専門家の配置は聞かれなくなり、代わって、農林業者が自衛のためにわな免許を取りやすくするという改正にすり替わってしまいました。
続きまして、わなにつきまして金森参考人にちょっとお伺いしたいと思いますが、島根県で平成十七年に構造改革特区によって網・わな免許特区をスタートさせたということで、それによりまして十七年度は前年比に比べて約三倍の新規免許取得者を得ることができたと、このような報告がございます。
○参考人(吉田正人君) 先ほど私も申し上げましたが、わなに関してはもっと、わな免許をつくるんであれば、その免許を持ってないと買えないと、そういうようなところが徹底しないといけないと思うんですね。今はそういう免許の提示なくてもホームセンターでもインターネットでももう買えてしまいます。そして、無免許の人でも使ってしまう、そういったことがございます。
○政府参考人(南川秀樹君) なかなか人材育成、時間も掛かると思いますけれども、私どもとしては、実際に狩猟者が減っています、高齢化も進んでいます、そういう中で、まずは今回、網免許とわな免許を分けたいと思っておりまして、その中でわな免許の人の数を増やしたいと思っております。
そういう意味で、私ども、できますれば今国会に、そういうわな免許の、狩猟資格の取りやすさなどを内容とした法改正を出したい、そして御審議をいただきたいというふうに考えているところでございます。 〔山本(公)主査代理退席、主査着席〕